冬の間お休みしていたミツバチが春になり働き始め、ようやく今年の蜂蜜が取れるようになったとのことで侘助工房さんに呼ばれ蜂蜜絞りを見学に行ってきました。
軽トラの荷台に積まれた巣箱から巣枠を取り出し、フタになっている蜜蝋を剥がします。この蜜蝋は甘い香りのキャンドルに加工されるとのこと。
さてこの巣枠を二枚遠心分離器にセットしぐるぐる回し一回裏返してさらにぐるぐると、すると巣枠から蜂蜜が分離され機械の底に溜まっていきます。蜂蜜が抜かれた巣枠は再度巣箱に設置すればまた蜜を溜めてくれるそうです。
機械のコックを捻るとトロ~っとした蜂蜜が流れだしてきます。さっそく絞りたて無濾過の蜂蜜をいただいてみました。ミツバチ一匹が一生で集める蜂蜜の量は1mlということですから手に分けてもらった蜜はほぼミツバチ一匹の一生分、貴重な蜂蜜です。今回はマテバシイの蜜とのことですっきりした甘さでした。
この侘助工房さんの蜂蜜は「養老渓谷きこりおじさんのハチミツ」として「たけゆらの里おおたき」他近隣の直売施設に並んでいます。見かけたら是非お買い求めください。